【日中不易流行】『福井最古の中国大陸進出「満州豆稈パルプ」①』
唐物の能の名作「邯鄲」を金沢で観る機会がありました。登場人物の多さとドラマチックな展開。人生の栄華は粟飯の一炊の夢。人生は夢のように儚いと思えば、「出離生死」(生死の苦を克服)できるとの悟りの境地に、こちらは一睡もできな…
唐物の能の名作「邯鄲」を金沢で観る機会がありました。登場人物の多さとドラマチックな展開。人生の栄華は粟飯の一炊の夢。人生は夢のように儚いと思えば、「出離生死」(生死の苦を克服)できるとの悟りの境地に、こちらは一睡もできな…
前回12月の掲載から一週間後12月17日の地元紙「福井新聞」を読んで、思わず声を上げてしまいました。毎週日曜日に愛読している「ふくい日曜エッセー 時の風」に「楊貴妃が来ていた?」と「阿倍仲麻呂『小浜へ』計略か」と大きな見…
能楽における「唐物」、そして福井との関わりについても3回目となります。能「楊貴妃」をきっかけに前回ご紹介しました楊貴妃若狭漂着伝説について、手元の文献を参考にして少し詳しくご紹介したいと思います。 福井県の嶺南若狭地方の…
前回ご紹介しました能楽における「唐物」。テーマの一つは美女です。中国の歴史上の実在した三大美人は西施(春秋時代)、王昭君(前漢)、楊貴妃(唐)ですが(所説あり)、能楽にはそのものズバリに「昭君」と「楊貴妃」という曲があり…
福井でも異常な暑さが続いている今年の夏。今回は今までとは趣向を変えて、違った切り口で中国の話題を書いてみたいと思います。日本の伝統芸能である能楽と中国の関わりです。学生時代を「空から謡が降る」と言われた(北島三郎の「加賀…
前回スキップしました『野尻眼鏡』中国盛衰記:野尻眼鏡グループの20余年の中国ビジネス栄枯盛衰に関わった中国人幹部のアナザーストーリーについて書いてみたいと思います。 私が最初に彼らに会ったのは、1997年の銀行の上海事務…
前回予告の『野尻眼鏡』中国盛衰記⑧:野尻眼鏡グループの20余年の中国ビジネス栄枯盛衰に関わった中国人のアナザーストーリーについては、次回以降とします。 先般3月26日付日経新聞電子版に「中国の李強新首相、地方から異例の出…
今回は、2012年の野尻眼鏡本社の破綻以降今も脈々と中国で引き継がれている野尻眼鏡の系譜についてご紹介したいと思います。引き続き2012年の清算業務を担ったS総経理からのヒアリングを参考にしています。 ところで、「撤退戦…
「野尻眼鏡」中国盛衰記も6回目となりました。これからは衰退期の話となります。 野尻眼鏡グループの24年間に亘る中国での栄枯盛衰の物語の中で、2004年上海大学嘉定分校内からの業容拡大を狙った戦略的な1回目の工場移転。その…
〇『「野尻眼鏡」中国盛衰記⑤』 (2022年10月) 〇『「野尻眼鏡」中国盛衰記④』 …