【日中不易流行】「魯迅『藤野先生』と福井⑤― 秘話:時代を超えたもう一つの『人間愛』―」
これまで本エッセイにおいて、魯迅(本名:周樹人)と藤野厳九郎の師弟愛・人間愛と、それがやがて藤野先生の郷里である福井へと連なる深い縁について様々な角度から書いてきました。時を経ても今なお語り継がれているこの美しい師弟愛…
これまで本エッセイにおいて、魯迅(本名:周樹人)と藤野厳九郎の師弟愛・人間愛と、それがやがて藤野先生の郷里である福井へと連なる深い縁について様々な角度から書いてきました。時を経ても今なお語り継がれているこの美しい師弟愛…
7月26日(日)、福井のハピリンホール能舞台で、「ようこそ!能の世界へ」が今年も開催されました。本イベントは、能に日頃親しみのない方でも楽しめる内容で、日本の伝統文化を身近に感じ、美しい謡や囃子、能面や装束、そして能舞…
私は、大学院では中国ビジネスに関する授業を担当していますが、学部ではキャリア教育の授業を7年間担当しています。今風に言えば、キャリア教育と中国ビジネスの「二刀流」です。思い起こせば、民間企業で20年間中国ビジネスに関わ…
今、ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn 小泉八雲、1850-1904、以下ハーン)が注目を浴びています。一度は聞いたことがある「耳なし芳一」や「雪女」等の怪談で有名ですが、何と言っても3月まで放送された…
引き続き魯迅と藤野先生のお話。昨年末購入した「魯迅の仙台留学―『藤野先生』と『医学筆記』―」(2024)と「藤野先生と魯迅―惜別百年―」(2007)を読みました。福井では、藤野先生を切り口に魯迅との縁を盛り上げていますが…
前稿では、魯迅の藤野先生への強い思いとその後の藤野先生のそっけなさ、この温度差は何故か?という疑問で終わっていました。一方、他の魯迅研究者は、当時なぜ藤野厳九郎は藤野先生になったのか、つまり、どうして普通の「市井の人」が…
第1回「福井と中国」では、福井と中国浙江省との歴史的な関わりについて道元禅師と藤野厳九郎先生(以下藤野先生)のことを簡単に紹介しました。曹洞宗大本山永平寺の開祖道元禅師は、浙江省寧波にある天童寺の如浄禅師の下で4年間修行…
満州豆稈パルプ株式会社(以下、満州豆稈パルプ)についてのエピソードも3回目となりました。前回に引き続き「昭和の妖怪 岸信介」との縁を探っていきます。酒伊繊維工業株式会社(以下、酒伊繊維)の社史を読むと、酒井伊四郎社長(以…
前回に引き続いて「満州豆稈パルプ株式会社」についてのエピソードを紹介します。前回提起した第一の謎、「福井の一繊維会社である酒伊繊維工業株式会社(以下、酒井繊維)と満州進出を結んだ糸は何か?」について述べたいと思います。な…
唐物の能の名作「邯鄲」を金沢で観る機会がありました。登場人物の多さとドラマチックな展開。人生の栄華は粟飯の一炊の夢。人生は夢のように儚いと思えば、「出離生死」(生死の苦を克服)できるとの悟りの境地に、こちらは一睡もできな…