【多余的話】『半周おくれのセミナー報告』
長年なじんできた「華人研」という会の名称を今年から変更して、Think Asia Seminar (TAS: www.kajinken.jp)としました。 中国も含めたアジア全域に視野を広げたい、という思いは強くても容易…
長年なじんできた「華人研」という会の名称を今年から変更して、Think Asia Seminar (TAS: www.kajinken.jp)としました。 中国も含めたアジア全域に視野を広げたい、という思いは強くても容易…
火照るような酷暑が10月になり一気に気温が下がると朝夕の風が爽やかに感じるようになりました。日本橋小伝馬町の寶田恵比寿神社のべったら市の頃になりました。下町小伝馬町での勤め人だった日々や行き交った人々を懐かしく思い出す季…
毎年9月の初めは京都深草の石峰寺での若冲忌を綴ることが多い。今年はTAS(華人研)www.kajinken.jpの例会に重なり、法要に参加する代わりに、事前に寺が所蔵する若冲作品の内覧会に出向いた。8月に寺のお宝(住職と…
7月末の日経新聞に『中国経済の現状と展望』と題する論文が連載されました。著名な研究者の考察であり既読の方も多いと推測しますが、屋上屋を重ねるお節介を承知の上で簡単な紹介を試みます。 (7/27)㊤ 津上俊哉氏「不振企業延…
水無月の夏祓いが過ぎれば年の半分が過ぎたことに気付かされる。線状降水帯が発生し、集中的な大雨や水害が報道される毎日。以前は馴染みのなかった線状降水帯という現象が天気図に表示されると、これは天の帯状疱疹ではないかと思えてく…
第4土曜日朝からの講読会は感染症の拡大時期も毎月継続した。米寿の老師による対面解説や板書説明が講読会の存続価値であり、楽しみでもあるので、オンライン開催への移行はしなかった。 大躍進運動の失敗で混乱し荒廃した時代、196…
立春から八十八夜余りのこの頃は、朝の冷え込みと昼の陽ざしが体内時計をきりりと調整してくれます。夏も近づき、若葉が繁る一日、大山崎山荘へ。小径を囲む青モミジの先端にヘリコプターのような種子が一杯でした。天王山の眼下に流れる…
4月3日が月曜日で新年度の行事の多くが始まった。久しぶりに対面や発声がリアルに行われた。 日経の「春秋」では、新社会人へのメッセージとして映画『生きる』の黒澤作品とカズオ・イシグロ脚本の「古風な新作」英国作品を取り上げて…
「来年も今頃お出でと春の医者」。信頼する眼科医はその年も同じ言葉を口にした。長年にわたり、毎年入社式の頃に年一度の定期検査を繰り返していた。しかし2011年はいつもの言葉を聞き流すことができなかった。「来年」が必ず来ると…
節分立春まであと数日という冷え込みの厳しい朝、中之島美術館へ向かった。「開館一周年記念特別展『大阪の日本画』」を遠来の高橋秀治氏(豊田市美術館長)とご一緒した。日本画とは西洋から伝来した絵画(洋画)に対応してできた比較的…