【商務部対外投資・経済合作司司長 2022年の対外投資協力の状況について説明】(商務部情報)

(2023年2月10日、商務部HPより)

・2022年は引き続き厳しい外部環境の中、中国の対外投資は安定的に発展し、対外直接投資の総額は前年比で5.2%増加し、9,853億7,000万元(米ドル換算:1,465億ドル、同0.9%増加)となった。
・主な内訳としては、対外非金融分野への直接投資額は同7.2%増加し、7,859億4,000万元(米ドル換算:1,168億5,000万ドル、同2.8%増加)、対外請負工事の目標達成売上高は同4.3%増加し1,042.9億元(米ドル換算:1,549.9億ドル、同横ばい)、新規契約額は2.1%増加し1,7021億7,000万元(米ドル換算:2,530億7,00万ドル、同2.1%減少)となった。
・特徴としては、第一に「一帯一路」沿線諸国への投資協力が着実に推進されている点であり、中国企業による非金融分野への直接投資額が同3.3%増加し209億7,000万ドル(同期総額の17.9%)となる等、質の高い「一帯一路」の共同建設に積極的に貢献した。
・第二に、特定の業界の対外投資額の伸びが加速している点であり、卸・小売業では同19.5%増加し211億ドル、製造業では同17.4%増加し216億ドル、賃貸業及びビジネスサービス業では同5.8%増加し387.6億ドルとなった。
・また、第三に地方による対外投資が活発である点であり、地方企業による対外投資額は同13.1%増加し939億2,000万ドル(同期総額の80.4%)となり、その内、東部地区の対外投資は10.3%増加(地方による対外投資額の81.6%)しており、広東省、浙江省、上海市が上位3位となった。

(記事原文)
http://www.mofcom.gov.cn/article/xwfb/xwsjfzr/202302/20230203384108.shtml