【両部門が省エネ・炭素削減推進の為の通知を発信―省エネ基準の更新・グレードアップ】(産業政策)

(2023年3月22日 中央人民政府HPより)

・国家発展改革委員会と国家市場監督管理総局は「省エネ基準の更新・アップグレードと応用実施強化に関する通知」を共同で発表。
・省エネ基準の更新・アップグレードの加速、省エネ基準の応用実施と監督・検査の強化、エネルギー効率強化のためのインセンティブ強化、着実な省エネ標準化業務など4つの方面で12の重点項目を設定。
・中国は省エネ標準化を重視しており、これまでに、強制エネルギー消費限度額国家基準108項目、強制エネルギー効率国家基準66項目、推奨性省エネ国家基準190項目が発表され、省エネ標準体系は基本的に確立されたと述べられている。
・通知では、省エネ基準の更新・アップグレードの推進を加速すること、重点分野(業界、製品)での省エネ基準の制定と改訂を加速すること、エネルギーの効率的な利用を促進する政策を設定すること、省エネ技術の開発の加速などが求められている。
・また、省エネ基準と炭素排出に関する基準の研究・制定を統一的に計画・展開し、全ライフサイクルの角度から、炭素排出に関する指標を省エネ基準に組み入れることを検討している。

(記事原文)
http://www.gov.cn/xinwen/2023-03/22/content_5747753.htm