【ご報告】中国・広西チワン族自治区南寧市で開催された「第二十三回中国・ASEAN博覧会(CAEXPO)および中国・ASEANビジネス投資サミット(CABIS)」の開幕式&ASEAN博覧会支持機構聯席交流会&RCEP&CAFTA協同発展ハイレベル対話に参加(2026/9/16~17)

①開幕式
◆日時:2026年9月17日(木)
◆場所:広西チワン族自治区南寧市国際会展センター
 2026年9月17日、広西チワン族自治区南寧市で開幕し、中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理の丁薛祥氏が出席して挨拶を行いました。
 丁薛祥氏は、「中国―ASEAN自由貿易圏は、双方が運命共同体を構築する上での重要な基盤である」と述べました。2021年11月、習近平国家主席は中国―ASEAN対話関係樹立30周年記念サミットにおいて、中国―ASEAN自由貿易圏3.0版(CAFTA 3.0)の早期着工を提唱し、自由貿易圏をより高い水準へと発展させるための方向性を示しました。双方の共同の努力により、同自由貿易圏は安定的に運用されて豊かな成果を上げ、地域経済の一体化を力強く牽引するとともに、地域の人々に実質的な恩恵をもたらしてきました。
 丁薛祥氏は、中国―ASEAN自由貿易圏3.0版の改定議定書が発効・実施されれば、地域経済の発展に絶え間ない新たな原動力を注ぎ込むことになると指摘し、より高い水準の自由貿易圏の構築に向けた4つの提言を示しました。
第一に、地域の開放水準を全面的に引き上げること
より整備された協力枠組みと体制的な仕組みを構築し、基準や技術基準などの分野での協力を深化させ、開放的で包摂的、かつルールに基づいた地域一体型の大市場の構築を加速させる
第二に、貿易・投資協力の高度化を推進すること
国際的な経済・貿易上の課題に共に対処する自信と決意を固め、協力の深度と広がりをさらに拡大し、地域および世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定を共同で守る
第三に、新興分野での協力を深化・具体化させること
地域のデジタル経済の発展を共に促進し、人工知能(AI)の活用に関する協力を深め、環境配慮型製品・サービスの貿易を円滑にし、地域経済の質の高い発展を支える新たな原動力を創出する
第四に、コネクティビティ(相互接続)をより便利かつ効率的にすること
中国とASEANが地続きであるという独特の強みを活かし、鉄道・道路・港湾・空港などのインフラ整備を一体的に推進して越境物流の障壁を解消し、国際陸海貿易新ルートの質の高い共同構築を進める
 開幕式には、ミャンマーのニャン・ソー副大統領、ベトナムのグエン・ホア・ビン常務副首相、ラオスのサレンサイ・コマシット副首相兼外相、ASEANのカオ・キムホン事務総長が出席し、それぞれ挨拶を述べました。
 その後、丁薛祥氏が博覧会の開幕を宣言し、出席者らと共に開幕のセレモニーを行いました。開幕式終了後、丁薛祥氏は展示会場を視察し、出展企業や機関の責任者らと意見を交わしました。
また、16日午後には、丁薛祥氏はニャン・ソー氏、グエン・ホア・ビン氏、サレンサイ・コマシット氏とそれぞれ会談しました。その中で丁薛祥氏は、「中国側は首脳陣の重要な共通認識を根本的な指針とし、高官レベルの交流を密にし、発展戦略の連携を強化して実務協力を拡大したい。また、人的・文化的交流を活発にし、これまで以上に緊密な中国―ASEAN運命共同体を構築することで、地域および世界の繁栄と安定に一層貢献したい」との考えを示しました。
 これに対し、各国要人は中国が地域の発展において果たしている重要な役割を高く評価し、インフラ整備、経済・貿易投資などの分野で中国側との協力を深め、「一帯一路」イニシアティブの質の高い共同建設を推進し、双方の人々により大きな恩恵をもたらしたいとの意向を表明しました。
広西滞在中、丁薛祥氏は中国―ASEAN諸国AI活用協力センター、広西重要金属研究院を視察し、AI活用の発展状況や生態系保護・環境管理の取り組みなどについて調査を行いました。
②ASEAN博覧会支持機構聯席交流会
◆日時:2026年9月16日(水)
◆場所:広西チワン族自治区南寧市龍光那蓮酒店

③RCEP&CAFTA協同発展ハイレベル対話
◆日時:2026年9月17日(木)
◆場所:広西チワン族自治区南寧市シャングリラホテル