【怒る中国 米国のチップ規制に報復を試みる】(米中関係)

(2023年4月5日 VOAchina HP)

・4月4日のAP通信の報道によると、米国が中国の高度なコンピュータチップ製造技術へのアクセスを妨害したことに対する怒りから、中国の指導者たちは、電気通信、人工知能、その他の産業における自国の野心を損なわずに報復する方法を考えているという。
・中国には自前のチップファウンドリがあるが、自動車や家電向けのローエンドプロセッサを供給する程度である。コンピュータサーバー、人工知能、およびその他の高度なアプリケーションに使用されるチップを作成するために中国がアクセスするのを米国政府は妨害しており、日本とオランダも、武器の製造に使用できると思われる技術の輸出を制限している。
・3月31日、日本は米国と共にチップ製造装置の輸出に規制を課し、中国政府にさらに圧力をかけた。日本の経済大臣は、日本政府は自国の技術が軍事目的で使用されることを望んでいないと述べた。
・中国外交部の毛寧報道官は日本に対し、「経済、貿易、技術の問題を政治化し、道具化し、武器化することは、他人を傷つけ、自らを傷つけるだけだ」と警告した。

(記事原文)
https://www.voachinese.com/a/us-chip-controls-threaten-tech-ambitions-20230404/7036743.html