【北京だより】1月27日号

最近、北京冬季五輪の開催会場の一つである北京首鋼園に行く機会がありました。今週は、オリンピック開催直前の首鋼園の様子をご紹介します。

 

首鋼園はフリースタイルスキーとスノーボードのビッグエア競技の会場です。1月31日まで来園者は事前に予約すれば見学できます。首鋼園に入って、中国人の場合、まず身分証明或いは顔認証の確認を実施します。外国人の場合、パスポートの提示が必要です。それから、安全検査を経て、首鋼園の中に入ります。

 

オリンピックのために、首鋼園の中では、道やレストラン、ホテル、会議室等各種の施設が綺麗に整備されています。至る所で北京冬季五輪のロゴ等が目に入ります。

「修理工場会議室」の様子です。名前から言うと、多分、以前の修理工場を会議室に変えたのでしょう。とてもユニークな会議室です。非常に残念ですが、内部の見学はできませんでした。

「首鋼大食堂」レストランの様子です。この建物は1974年に建てられ、嘗て首鋼コークス工場の従業員の食堂でした。今回の冬季五輪をきっかけに、ここを洋食を中心とし、一部の中華料理を組み合わせた工場スタイルのモダンなレストランに改造しました。

 

「全民暢読芸術書店」の様子です。ネットの報道によると、この本屋さんの内部はボイラーの一部を残しており、普通の本屋とは異なり、芸術的な本が多いそうです。また、書籍のほかに、芸術品や工芸品、玩具等がたくさん販売されています。書店内にはレストランがあり、アイスクリームやピザなどのグルメが提供されています。本屋の隣には冬季五輪記念品ショップがあり、ここで記念品を買うことができます。

 

百度「Apollo自動運転体験駅」の様子です。様々な自動運転車が仮運転しているようです。

 

コロナ防疫対策管理の原因で、フリースタイルスキーとスノーボードのビッグエア競技のジャンプ台周辺は既に封鎖管理になっています。

 

一部のところでは、五輪モニュメントのセッティングがまだ未完成で、下図は工事中の様子です。

 

2月4日(金)から北京冬季五輪の本番で、いよいよ近づいてきています。このオリンピックの成功を祈ります。

以上