【北京だより】11月19日号

最近、「双11」ダブル11や北京証券取引所の開業等が中国国内で話題になっています。今週は北京市内の関連情報等をご紹介します。

この2、3年以来、各ECプラットフォームの店舗では「直播」(ライブコマース)で販売を促進するのがとても流行っています。衣類や日常用品、電気製品から書籍等まで、あらゆる分野で「直播」が人気です。今年の「ダブル11」期間中も同じ傾向で、「拼多多」では、農産物の販売において「直播」をかなり活用しているようです。例えば、下図の新疆の布団専門店は「直播」で工場現場の作業の様子等を視聴者に紹介し、視聴者の質問にも随時答えています。雲南省のこの農家は「冬桃」の果樹園を直接視聴者に見せながら、自家の桃をアピールしています。このような形を通じて、お客様が安心して買い物できるようになっています。

 

国家郵便局の統計データによると、「ダブル11」期間中(11月1日~16日)、全国の配達量は68億件に達し、同期比18.2%増えたそうです。宅配デリバリーの従業員は朝から深夜まで荷物を処理し、我が家も夜11時になってやっとリンゴを受け取ったことがあります。

 

また、11月15日(月)より、技術革新を目指している中小企業を対象にした北京証券取引所が取引を開始しました。最初の上場企業は81社で、初日の成約高は95.76億元でした。下図は15日の夜に撮影した北京証券取引所の様子です。

 

初冬に入り、北京市内の各メイン通りにおいては、落葉の清掃作業があっちこっちで目に入ります。今までの落葉清掃作業はほぼ竹ぼうきで作業していたと思いますが、今年、私としては初めて「送風機」のような機械を見かけました。

 

「送風機」で落葉をある程度集めてから、次には竹ぼうきで落葉をゴミ袋に納めて道端に置いておきます。

 

最後に、専用の電動三輪車でゴミ袋を特定したところに搬送するようです。最近、このような作業は毎日、長安街を含めた各メイン通りで実施しています。多分、落葉が完全になくなるまで暫くこの作業が続くと思いますが、掃除の皆さんは本当にお疲れ様です。

 

以上