【北京だより】4月16日号

最近、自宅の不動産登記の手続きをするため、朝暘区不動産登記センターに行きました。今週は北京市朝暘区の不動産登記センターの内部の様子等をご紹介します。

北京市では、郊外部を含め、各区にはそれぞれの不動産登記センター(経済開発区も含め、合計18か所ある)が設置されています。不動産に関するすべての手続きがこのセンターで受付されます。

 

仲介会社の担当者経由で事前に予約し、当日到着後、外で先ず体温を測り、北京健康宝アプリを見せて、個人情報を確認した上で内部に入れます。

 

今回の手続きは2階で受付されますので、直接2階に上がりました。人があまりにも多くて、少し驚きました。最近、北京市不動産取引の活発化(2021年3月単月の取引量は22,172軒、20173月以来の最高値)が原因で、不動産登記センターはいつも人でいっぱいだそうです。また、コロナの影響もあり、何か手続きで行きたい場合、少なくとも半月以上前に予約しないと入れないようです。

 

2階には座るところもなく、まだ時間がありますので、1階に戻り椅子で座って待っていました。とても混雑しているため、各階には呼び出し用のスクリーンが取り付けられています。

時間になって、また2階に戻り、窓口で資料等を確認し、POS機で税金を払い(税金も同じ窓口で支払う)、不動産譲渡の手続きを完了しました。

 

窓口の手続き完了後、30分ぐらい待って、携帯に製本費用80元の請求リンクが届きました。携帯で支払って、次に1階の製本機械のところに行きます。不動産所有権証明書の製本は機械で自動的にやります。個人の身分証カードを当てて、スクリーンに出た情報を確認すれば、新しい不動産所有権の証明書が自動的に出てきます。

 

中国の不動産所有権証明書の実例です。これを受領したので、本日の手続きは終わりました。

 以上