【北京だより】9月25日号

今週は北京市内自由市場の様子をご紹介させていただきます。

今回ご紹介するのは大黄荘自由市場(中国語では「早市」といいます)で、東五環路の外側に位置し、朝6時から10時まで営業しています。コロナ以来、自由市場の管理も厳しくなり、大黄荘自由市場の営業面積や営業内容等も縮小されました(海鮮販売や生肉販売等が減少)。現在は、野菜や果物、調味料、生活用品、衣類等に集中しています。

 

野菜販売がメインで、値段はスーパーより1割か2割程度安くなっています。

 

 

季節の果物、ナツメやブドウ等、山のように積まれています。ナツメは1kg、15元、リンゴとモモは1.5kg、10元、スーパーより安くて人気が高いです。

  

 

北京市郊外の懐柔区には山が多く、そこの特産物も登場しています。

甘栗は1kg、15元で、お客のニーズに応じて現場で写真にある煙突のような小さな機械を利用して無料で皮を剥いてくれます。クルミの場合、手作業で皮を剥きます。

 

 

一部のところで海産物も販売されていますが、以前に比べ、種類はたいぶ少なくなっています。

 

間もなく中秋節を迎えますので、自家製の月餅も販売されています。高級な包装が無く、味も伝統的で、お年寄りには人気です。

 

市場の片隅では生活用品や調味料等も売っています。

 

露店市場以外に、屋内のスペースもあり、ここでは炒ったナッツ類、肉類等が販売されています。

  

 

市場管理室のところでは、農薬残留物等についての検査情報が開示されています。

 

 

以上