【北京だより】8月28日号

週末、長富宮近くの日壇公園へ散策に行きましたので、その様子をご紹介させていただきます。

日壇公園は北京市朝暘門外日壇北路6号に位置し、元々は明・清代の「太陽の神様」を祭る場所でありましたが、1955年に公園に拡張、改修されました。

 

公園の南門です。無料で6:30~21:00に開園します。

 

公園で蓮を鑑賞している人々の様子です。花と花托はもう枯れてしまい、葉っぱだけ鑑賞できます。詩に曰く「接天蓮葉無窮碧」(宋代・楊万里)、まさにそのような美しい風景です。

 

「具服殿」です。昔、皇帝が祭祀を取り行う際に、着替えや休憩したところです。

 

「西天門」と「神道」です。祭祀の際、皇帝及び役人たちがこの門から入り、神道を経て、つき当たりの日壇に着きます。

 

中は日壇です。日壇は朝日壇とも言います。最初は嘉靖九年(1530年)に作られました。残念ながら現在は封鎖され、中には入れませんでした。

 

1100年の歴史がある千年九龍栢です。

 

公園で社交ダンスを踊っている人々です。

 

また、今週で北京は三伏(夏の酷暑の期間、今年は7月16日~8月24日)が終わり、秋の気配になってきています。青空と白い雲が見えており、昼間は依然として暑いですが、朝晩は涼しくなってきました。

以上