【北京だより】10月28日号

最近、自宅付近ではfudiの倉庫式会員店が開業しました。今週はこの店の様子等をご紹介いたします。

fudiは中国ローカルのブランドで、現在は北京を中心に倉庫式会員店事業を展開しています。報道によると、fudiは現在、北京に3店舗があり、会員数が約20万人だそうです。また、2023年の年末までに、同社は北京における会員店を8 ~ 15店舗まで拡大し、会員数を70万人以上増やすと報道されています。

この店は会員制なので、会員登録しないと買物はできません。会員登録のランクは2種類あります。一般会員の場合は、年会費が365元(うち165元のクーポン券あり)、高級会員の場合、年会費が680元(うち480元のクーポン券あり)となっています。

店の総面積は約1万㎡で、商品陳列は天井までの棚配置を使用し、商品の種類は5000種類を超え、生鮮食品が売り場の約半分を占めているようです。

品揃えから見ると、一般のスーパーより種類が遥かに豊富で、お酒や肉類、牛乳、海鮮、お菓子等のコーナーでは、輸入品が豊富であり、値段もやや高いですが、人気は高いようです。

野菜は殆ど国内各地から調達してきたものですが、日ごろの野菜から高級な松茸まで、すべて揃っています。下図は一般的なスーパーではなかなか見られない野菜の様子です。落花生の芽や竜爪茸、赤マツタケ等もあります。果物に関しては、海外からの輸入品が多いようです。

この店はまだ開業1か月未満ですが、集客が順調に進んでいるようです。週末に行くと買い物客がいっぱいでちょっと不便なので、いつも平日の夜などに行くようにしています。下図は週末のレジの様子です。駐車は無料なので、遠いところから来るお客さんもいるそうです。