【北京だより】10月21日号

最近、子供の学校までの送迎問題を解決するため、電動自転車を購入することにしました。今週は電動自転車に関する情報等をご紹介いたします。

電動自転車のブランドに関して、雅迪、愛瑪、小牛、新日、臺鈴、綠能、綠源等様々なものがありますが、色々見比べて、「小牛」にしました。自宅付近の代理販売店に電話で予約し、翌日の朝一で行きました。

店内では、2000元から9000元強まで、様々な電動自転車があります。主にリチウム電池の走行距離によって販売価格が違うそうです。使用目的等を説明し、店員さんは3000元強の車種を薦めてくれました。1回充電すれば走行距離は35キロで、電池の寿命は約3年だそうです。店員さんの意見を踏まえ、好きな色を選んで試乗し、その後購入しました。また、代理店経由でナンバープレートを申請しないとならず、当日又は購入後14日以内に資料を提出すればOKです。

報道によると、中国の電動自転車保有台数は既に3億台を超えたそうです。特に最近では、コロナの関係でときどき交通機関が運転停止になったりすることで、電動自転車が特に人気になっているようです。下図は建国門付近で撮影した写真で、電動自転車で通勤中の人々の様子です。

下図は地下鉄「永安里駅」で撮影した写真で、地下鉄の出口にはたくさんの電動自転車がおいてあります。公表データでは、北京市の電動自転車保有台数は400万台余りがあるそうです。また、電動自転車の最高時速は25キロとセッティングされています。長安街及びその延長線など一部の道路では電気自動車の走行が禁止されています。

一部の地下鉄駅周辺では、有料自転車駐車場があり、電動自転車の場合、1日5角(0.5元)を払えばそこに置くことができ、とても安心できます。下図はある有料自転車駐車場の様子です。

天気が段々寒くなり、多くの電動自転車は「擋風被」(防風布団)を取り付けることにしたようです。下図は女性用の「擋風被」の様子で、前のほうに子供用の座席も取り付けられています。

電動自転車の増加に伴い、各住宅団地では充電用のブース等をそれぞれ設置しました。携帯アプリ経由でQRコードをスキャンし、1元を払えば4時間充電でき、とても便利です。下図は「驢充充」という充電アプリの写真です。

写真7

街中でも時々充電施設を見かけます。下図は道路側にある「小緑人充電柜」の様子です。デリバリーの配達員さんはこのような施設をよく利用するようです。