【2023年国境を越えた貿易円滑化促進特別行動の展開 17都市6部門へ拡大】(産業政策)

 (2023年4月29日 中央人民政府HPより)

・税関総署は、国家発展改革委員会、財政部、交通運輸部、商務部、国家市場監督管理総局と共同で、北京、天津、上海、重慶など12省17都市が5カ月間にわたる2023年の越境貿易円滑化促進特別行動を集中的に展開する。
・具体的には以下5分野で19項目の措置を上げている。
① 「スマート港」の建設、港のデジタル化変革を深化させるなど(5措置)
② 対外貿易産業のグレードアップと加工貿易のグレードアップを推進するなど(4措置)
③ 国境を越えた通関物流のサプライチェーンの円滑化をさらに向上させ、港航物流類の作業のペーパーレス化と利便性を持続的に推進するなど(4措置)
④ 輸出入プロセスのコンプライアンス費用をさらに規範化し、低減するなど(2措置)
⑤ 対外貿易経営主体の獲得感と満足度をさらに向上させ、企業の「問題解決」の共同推進、政府部門とビジネス界のコミュニケーションメカニズムの整備など(4措置)
・税関総署の関係責任者は、国境を越えた貿易の利便化を促進するための特別行動を展開することは、国際的な先進レベルを標的にし、市場化、法治化、国際的な一流港湾ビジネス環境の構築に全力を尽くす重要な措置だと述べている。

(記事原文)
http://www.gov.cn/lianbo/2023-04/29/content_5753767.htm