（2024年1月25日 中央人民政府HPより）
・李強首相は1月25日、北京の人民大会堂で経済団体連合会の十倉会長、日中経済協会の進藤会長、日本商工会議所の小林会頭が率いる日本経済界訪中団と会見。
・日本の主要企業の責任者ら200人余りが出席。
・李強氏は現在、中日関係は過去を継承し未来を導く重要な時期にあると述べた。
・中日の各界は協力して両国国交正常化の当初の意図を見直し、平和、友好、協力の正しい方向を堅持し、「お互いが協力パートナーであり、相互に脅威ではない」という政治的共通認識を確実なものにし、中日関係の健全な発展軌道への復帰を推進しなければならない。
・歴史や台湾など原則的な問題に日本が適切に対処することを期待する。
・李強氏は、中日経済は深く融合しており、経済貿易協力は両国関係の「バラスト」と「推進器」として重要な役割を果たしていると指摘。
・中国は日本との協力潜在力を深め、引き続き発展機会を共有し、両国企業が技術革新、デジタル経済、グリーン開発、医療、高齢者介護の分野で協力を強化できるよう支援し、共同で安定と円滑を維持する意向。
・日本経済界が中日協力・ウィンウィンのために積極的に影響を発揮することを希望する。
・中国は対外開放の基本国策を堅持し、引き続き外資参入ネガティブリストの削減、製造業分野の外資参入規制の全面的撤廃、外資企業の社員待遇の保障に継続して努力する。
・市場化、法治化、国際化の一流のビジネス環境を構築し、日本およびその他の国の企業による中国への投資継続を歓迎する。
・日本経済界の3団体の責任者は、日中は重要な隣国であり、両国が友好の初心に帰り、各界、各レベルの緊密な交流を強化し、戦略的互恵の基礎の上で建設的で安定した日中関係を構築することを期待していると述べた。
・中国は世界経済の発展を牽引する重要な原動力であり、中国経済は健全かつ安定した発展を維持している。
・日本の経済界はこれに深く励まされており、経済貿易、環境保護、グリーン経済、医療リハビリなどの分野での協力を深め、双方の人的往来を促進し、地域経済協力を共同で推進し、日中関係の発展とアジアと世界の平和と繁栄に積極的に貢献したいと願っている。
（記事原文）
https://www.gov.cn/yaowen/liebiao/202401/content_6928249.htm