【地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効に向けた準備の進捗状況について】

2021年11月7日、中央人民政府HPより)



・11月7日、中国商務部国際司の担当者は、2022年1月1日から施行される地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効に向けた準備の進捗状況などを説明。

・関税面については既に、関税譲許表(特定産品の関税を撤廃又は引き下げる約束をした関税率表)をASEAN(東南アジア諸国連合)事務局に提出、実施案は国内承認の最終段階に入っている状況。

・原産地規則については税関総署が既に『RCEP原産地管理弁法』『認可済み輸出業者管理弁法』を策定、来年1月の協定発効のタイミングに合わせ公布・施行するとしている。

・その他、協定に関する法的拘束力がある701の義務事項の準備、地方及び企業向けの宣伝・研修の積極的な展開、自由貿易区実施サービスプラットフォームの構築といった協定の発効に向けた準備が完了し、協定発効時には全面的な義務の履行が可能であると説明した。

・また、商務部は関係部門と協力し、適切な時期に「RCEPの質が高い実施に関する指導意見」を発行し、各地方や業界がより良い発展を実現するための指導とサービスを提供するとした。



 記事原文)

http://www.gov.cn/xinwen/2021-11/07/content_5649629.htm