【『「十四五」外資導入発展計画』の発表】

2021年10月22日、商務部HPより)



・商務部は10月12日付けで、各省、自治区、直轄市など関係部門に対し、第14次5ヶ年計画(2021年~2025年)の外資導入発展計画を発表。

・本計画は、外国からの投資により産業構造の高度化や対外貿易・国内消費の活性化を図り、経済のダブル循環を促す効果を高める事を狙いとするもの。

・外資導入額は2025年までの5年間で累計7千億米ドルとし、その内、ハイテク産業分野は全体の3割、自由貿易試験区・自由貿易港は約2割を目指すとした。

・導入強化分野は、インフラ建設につながるデジタルトランスフォーメーションや省エネ・環境保護、生態環境、グリーンサービス、現代農業、その他に自動車・ケミカルの研究開発など多岐に亘る。

・外資導入エリアについては、中部、西部、東北での奨励範囲を拡げ、産業支援システム構築を進めるなどにより当地の産業移転能力を向上させるとした。

・その他に、外商投資企業の利益の国内再投資奨励や、サービス産業の開放、ダブルカーボン※推進に向けた外資導入整備への取り組みを進めていくとした。

※ダブルカーボン目標:2030年までに炭素排出量のピークアウト、2060年までにカーボンニュートラル実現するもの





記事原文)

http://www.mofcom.gov.cn/article/zwgk/gkzcfb/202110/20211003210174.shtml