【北京だより】5月27日号

5月より北京市においては新型コロナ肺炎の状況が酷くなり、各区の区政府の要求に応じて、今は西城区以外のところは基本的には在宅勤務になっています。各社区は感染状況によりながら様々な対策や通達を出しています。下図は北京事務所が所在する建国里社区の通達の様子です。

 

今、交通手段を利用す場合やスーパー(コンビニ)で買い物、或いはオフィスビルに入館する、病院に行く場合など、全部48時間以内のPCR検査が必要なので、北京市内では、至る所でPCR検査拠点(全部無料)が見られます。下図は長富宮ホテル付近のPCR検査場の様子です。

 

また、我が家のある住宅団地内も時々、PCR検査拠点を設けています。住宅団地内の住民を対象にしています。7時~19時まで住民のPCR検査に対応しています。

 

我が家のある朝陽区では今週からデリバリーが団地内に入れなくなっているそうです。下図は団地外の配達車と荷物の様子です。荷物が届いた場合、携帯に電話が掛かってきて、自ら取りに行かなけれなならないので、かなり不便です。

 

まさにこのような難題を解決するため、自宅付近のオフィスビスの外では、「美団智能取餐柜」が最近、設置されました。美団自社或いは他社のフードデリバリーは、「美団アプリ」または「WeChat」を利用すればお弁当などの食べ物を預けられます。この「美団智能取餐柜」は無接触配送を実現できると同時に、食べ物の温度を保つこともでき、また消毒機能も付いているそうです。

以上