【北京だより】4月28日号

今週、北京市内ではコロナ感染状況が拡大し、複数のエリアが臨時的にロックダウンされています。各区(ほぼ北京市全体)においては、1日おきに全員を対象にPCR検査が連続3回実施されています。4月24日(日)には食べ物の買い占めが発生し、当日の夜、スーパーは深夜まで営業していました。下図は当日の夜、通州区にある「超市発」スーパー内の様子です。

 

24日の夜、ネットの報道や周りの雰囲気に影響され、我が家も夜、スーパーに買い物に行きましたが、残念ながら、自宅付近のスーパーは肉類や野菜、インスタントラーメンなどは全部売れ切りで、仕方なくティッシュや醤油などの調味料を一部買って帰宅しました。

 

4月25日(月)より、政府は緊急対応で日常消費量の3~5倍の量で野菜などの生活必需品を調達し、26日より各スーパーはまた普通に戻ってきたようです。下図は27日撮影した自宅付近のスーパーの様子です。

タマゴだけは購入制限があります。自宅付近のスーパーでは、1日一人当たり30個を上限としています。値段は先週より少し上昇し、113元ぐらいです。ニュース報道によると、卵の値段を抑えるため、北京市政府は426日より在庫の卵を100トン、市場に投入したそうです。

 

今、各区において全員を対象にPCR検査を無料で実施しています。下図は自宅の住宅団地の検査拠点の様子です。夜740分ぐらいに行きましたので人が少なかったです。身分証明書を提示すれば数分間で完了します。今週もう2回完了し、明日は3回目です。

 

また、臨時ロックダウン地域以外、政府はオフィスの入館人数を50%~70%まで下げたり、各社は自主的に在宅勤務の対策を取ったりしているおかげで、地下鉄は大分空いてきています。下図はラッシュアワー時の地下鉄内部の様子です。

また、昨日から西城区の一部、通州区全域は学生の登校停止を実施し、今朝から朝陽区も登校を停止しました。我が家も朝6時過ぎに先生よりの緊急連絡を受け、幼稚園に行けなくなりました。学校がいつ再開されるかはまだ不明です。

 

以上