【北京だより】3月25日号

先週の金曜日、北京では大雪が降って、市内全体が真っ白になりました。18日昼の最高気温はわずか2.5℃で、1980年以来の同期最低値を更新したそうです。大雪の影響で、首都圏の高速道路は全線閉鎖され、市内において深刻な渋滞が深夜まで続いたと報道されています。

 

当日の夕方、出退勤でいつも利用している地下鉄「八通線」は雪の影響で故障してしまい、途中の「高碑店駅」で降ろされてしまいました。下図は「高碑店」駅構内で故障した列車の移出を待っている乗客の様子です。幸いなことに、約15分後には次の列車が来てくれて、いつもよりスピードはゆっくりでしたが無事自宅に帰れました。

 

雪が降った翌日から気温が10度以上まで上昇し、週末で雪がほぼ解けました。雪が解けてから、各公園で花見をする市民がまた多くなりました。下図は週末の時間を利用し、オリンピック森林公園で桃の花を観賞している人々の様子です。今の時期では桃の花が一番多いようです。柳以外、普通の樹木は未だ芽生えていないです。

 

また、最近、北京市内の街頭では電気自動車向けの充電箱が良く見られるようになりました。下図は「小緑人充電箱」の様子です。貼りついているQRコードをスキャンし、携帯のWechat等経由で支払いすれば、「充電箱」が自動的に開き、その中のプラグを電気自動車に差し込めば充電できます。また、この「充電箱」は宅配ボックスとしても使えます。費用に関しては、電気代は0.4元/時間、荷物の保管料は0.2元/時間、夜はもっと安くて0.1元/時間です。計算してみると、電気自動車に一回充電するには3元もあれば十分です。デリバリー関係者や一般住民にとっては非常に便利です。

 

以上