【北京だより】3月12日号

3月5日は二十四節気の「惊蜇」で、その後、天候が段々暖かくなります。今週は北京最近の様子等をご紹介いたします。

長富宮飯店付近の東便門近くの様子です。川辺の柳が浅い緑になり、若葉が芽吹いてきました。

 

街中あちこちで黄色の「迎春花」が満開になっています。「迎春花」は早春において百花の中で一番早く花が咲きますので、春を予告するという意味でこの名前になったそうです。

 

「惊蜇」直後の3月8日は「婦女節」(国際女性デー)で、女性は半日休むことになっています。下図は当日、お昼から退勤し、地下鉄を待っている女性の皆さんの様子です。

 

また、「婦女節」で女性に花やお菓子、消費券等、小さなプレゼントを用意する会社も多いそうです。下図は会社からバラの花を貰って地下鉄で帰宅中の女性の様子です。

 

「惊蜇」当日の3月5日から3月11日までは今年の「両会」期間中で、北京市内では、治安を維持するための警察やボランティア等を数多く見かけます。下図の赤いダウンを着ている皆さんは建国門近くのボランティアです。

 

各住宅団地やオフィスビルの近くではお年寄りのボランティアも多いようです。下図は朝陽区の1か所の様子です。一日中、当番でお年寄りのボランティアがここに座っているようです。

 

「両会」がそろそろ終わる頃、3月10日から長富宮飯店付近の皆さん(中国人限定)はコロナワクチンの注射を受け始めました。下図はワクチン注射の現場で並んでいる様子です。

 

3月12日は「植樹節」で朝より小雨が降っています。「植樹節」は孫文先生を記念するための日(先生はこの日に亡くなられた)でもあり、毎年のこの日に、会社や学校、各団体等は植樹活動等を行うようです。

以上