【北京だより】9月4日号

最近、北京事務所内職場旅行で河北省豊寧埧上草原に行きましたので、今週は草原の様子をご紹介させていただきます。豊寧埧上草原は河北省豊寧満州族自治県に位置し、北京に一番近い天然の草原であり、「京北第一草原」とも呼ばれています。北京から約280KMの距離で、車では4時間半ぐらいかかります。

 

行く途中で通過した山中の道端で特産物を販売している村の人たちです。果物や甘栗、卵などがあります。

 

朝出発して、昼頃ホテルに着きました。青空と白雲が交じり合って、周辺はすべて草原で、とても綺麗です。

 

簡単な昼食を頂いて、午後、観光電車で草原の奥へ向かって出発しました。

 

草原では天気が変わりやすく、いきなり黒雲が寄せてきました。幸い、雨は降らなかったです。

 

草原で一番よく見みられる「格桑花」です。チベット語では「格桑」は「美しい時の流れ」または「幸せ」の意味なので、格桑花は「幸福の花」とも言われています。また、格桑花は高原地域で最も生命力の強い花でもあります。コスモスと似ていますが別の花で、あえて日本語にすると「ガルサン花」でしょうか。

 

草原の秋は一番綺麗な季節で、豊富多彩な色に恵まれて、「七彩森林」とも呼ばれています。

 

森林の中では、馬も飼われています。観光客は乗馬も楽しめます。

 

夜、ホテル側が花火大会を用意してくれました。草原では朝晩が冷えますので(気温11~21度)、夜はみなで厚着になりました。

 

翌日、張家口固原国家湿地公園に行きました。写真は湿地公園の木造通路の様子です。

 

湿地公園には「閃電河」があります。「閃電」とは稲妻のことで、その形からこの名前になったそうです。素晴らしい景色でした。

 

湿地公園の観光が終わり、バスに乗ってまた夕方北京に戻り、今回の旅行が終了しました。

 

以上