【北京だより】3月31日号

今週、北京は気温が急上昇し、最高気温は26℃にも上がってきています。玉蘭も満開期を迎えてきました。玉蘭は北京の春の花の代表的なもので、まるで春のメッセンジャーのようで、春の中で最も早く咲く花の1つです。花の形は蓮の花に似ていて、北京でよく見かけるのは白とピンクで、今年では花の最盛期は3月末で、現在各公園で玉蘭を鑑賞する市民が毎日後を絶えないそうです。

また、先週末、自宅付近のデパート内の飲食街に久しぶりに行きました。各店はいずれも来店客が多く、混みあっていました。「武漢熱干麺」や「螺糸米線」、「酸菜魚」、「羊肉泡饃」等、各地方の名物が人気高く、座席待ちで並んでいる店も少なくないようです。下図は「涼皮巻」のお店で、若者のなかで評判がとてもよさそうです。「涼皮巻」というのは、河南省や四川省などの地方で流行っている郷土料理で、米やでんぷんで作った涼皮の中に、胡瓜、落花生、香菜、煮込んだ牛肉や鶏肉、ソーセージなどを入れて、またゴマみそやラー油、その他の調味料で味加減して巻いた軽食です。「涼皮巻」はとても柔らかいので、速めに食べたほうが美味しいです。

写真3、4


以上