【北京だより】3月10日号

今週、北京はだいぶ暖かくなり、最高気温は20度を超えました。3月5日(日)より13日(月)までは全人代の開催期間となっています。下図は天安門前の様子で、噴水が上がり、観光客は依然として多いようです。

全人代期間中、天安門広場の中は観光客は立ち入り禁止で、会議に出席する代表たちの移動用大型バスが広場の中に沢山駐車されています。

地方から多くの代表者が北京に集まりますので、交通はいつもより混んでいるように感じます。マイカーで出勤する人が減少したため、地下鉄やバスの利用者数はだいぶ増えたようです。下図は朝、出勤時に撮影した地下鉄1号線の様子ですが、いつもより待ち時間が倍増しました。

また、気温の上昇に伴い、「香椿」や「荷蘭豆」(オランダ豆)等、春の代表的な野菜も登場しました。「香椿」は値段が高くて50グラムで9.9元となっています。今年は、春節前後の強い寒気の影響で野菜全体の値段は例年よりやや高いようです。

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