【ご報告】『第二回日中健康産業市場研究フォーラム』報告会(健康食品の中国展開 分科会)を開催しました

 日中投資促進機構では、8月に開催した『第二回日中健康産業市場研究フォーラム』の報告会を2015年9月29日(火)に開催し、分科会参加企業およびフォーラムにご参加頂いた企業などから、13社14名の方にご参加いただきました。

 『第二回日中健康産業市場研究フォーラム』は、当機構の「健康食品の中国展開 分科会」が共催団体となり、8月に北京にて開催したものです。(フォーラムの開催報告はこちら

 報告会では、はじめに同分科会事務局を務める株式会社インテージコンサルティングの春山様より、『第二回日中健康産業市場研究フォーラム』でのメイン講演『中国保健食品市場におけるチャンスと変革』(中国保健協会保健品市場工作委員会 王大宏秘書長)、および、庶正康訊(北京)商務咨詢有限公司 李芃経理からのご講演『中国における輸入健康食品の許認可取得のポイント』のポイントなどについてご報告いただきました。

また、本フォーラムの翌日に行われ、当機構からも参加した「クロスボーダーEC試験区(鄭州)視察」の内容についても報告がありました。

分科会にご参加いただいている企業からは、「本分科会を通じて、健康食品を中国で展開する際の許認可取得のプロセス(各ステップで必要となる時間や費用など)につき、日中双方のコンセンサスを得たガイドラインのようなものを、ぜひ作成してもらいたい」、「注意すべき点が明確化されるように、引き続き日中双方で話をしていきたい」など、さまざまなご意見をいただきました。

また、中国のクロスボーダーECの取り組みについては、一般貿易ではなく、あくまで個人が海外の商品を購入することを前提とするものですが、販売チャネルの一つとして検討できるとして、引き続き情報を集めていきたいというご意見がありました。

 当分科会では、今後も参加企業の皆様へ情報提供を行うとともに、業界団体として中国側の担当部局との接点を設けながら、中国健康食品領域における規制緩和やさまざまな障害の解決に向けた提言を続けてまいります。