本セミナーは中国ビジネスの実務のポイントから中国の最新経済動向まで、事例を交えてわかりやすく解説することを主眼に開催しております。近年の中国経済やビジネス環境の大きな変化を受け、13年目を迎える本年度は年1回の開催とし、基本の実務を中心に、撤退やこれに伴う人事労務管理、リスク対応や環境保護など昨今話題の内容を盛り込んだ講義をご用意いたしました。
>中国の国慶節休暇中に設定したこともあり現地駐在中の方からもお申込みいただき、会員・非会員を合わせ100名以上の方が受講されました。
受講いただいた皆さま方、ならびにご講義いただいた講師の方々に厚く御礼申し上げます。
当機構では、今後も「中国ビジネス実務セミナー」をはじめ、皆さまの中国ビジネス展開に役立つセミナーの開催を企画してまいります。ご期待下さい。
◆講義内容と講師
【1日目】～変化する中国を知る～
●基調講演「中国の対外戦略とマクロ経済の動向」
一般社団法人中国ビジネス総合研究所 会長、敬愛大学経済学部教授・総合地域研究所 所長
(元日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部長）藪内正樹 氏
●貿易「中国ビジネスモデルの再構築～貿易モデルと保税区域の活用方法」
Mizuno Consultancy Holdings Limited 代表取締役社長 水野真澄 氏
●中国消費市場「中国市場は何を求めているのか～成功のポイントとは」
北京博瑞智明咨詢有限公司 シニアパートナー 田中信彦 氏
【２日目】～話題の絶えない事業再編～
●人事・労務「必見！中国現地法人・人員削減に必須の基礎知識」
キャストコンサルティング（上海）有限公司 総経理 前川晃廣 氏
●再編・撤退「中国現地法人の再編・撤退のポイントと実務対応」
上海華鐘投資コンサルティング有限公司 常務副総経理 能瀬徹 氏
●税務「中国の組織再編税制を中心とした税務のポイント」
税理士法人トーマツ ディレクター（米国公認会計士） 安田和子 氏
【３日目】～対応必須の中国リスク～
●リスクマネジメント「中国現地法人での不正とその兆候」
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社 ディレクター プレボスト真由美 氏
●知的財産「中国における知的財産権保護の現状と日系企業の対応状況」
TMI総合法律事務所 外国法事務弁護士（中国法） 何連明 氏
●法務「独占禁止法、新・環境保護法の実務動向と日本企業の対応」
北京市大地律師事務所 シニアパートナー（法学博士） 熊 琳 氏