【国家統計局発表:中国の景気回復(1-2月)は年初の予想よりも良好】

(2022年3月15日 中央人民政府HPより)

 
・3月15日 国家統計局の発表によると、中国経済は複数のリスク課題がある中で順調に回復を続け、2022年1-2月は当初予想以上の結果となった。

・一定規模以上の製造業による鉱工業生産額(1-2月)は前年同期比7.5%増 で2021年12月を3.2ポイント上回った、ハイテク製造業と設備製造業の付加価値額は、それぞれ前年同期比14.4%、9.6%増加した。

・消費財小売総額は前年同期比6.7%増で2021年12月より5.0ポイント増、固定資産投資(農家を除く)は同12.2%増で2021年より7.3%ポイント増となった。

雇用情勢は全国の都市部で163万人の新規雇用があるなど概ね安定し、消費者物価指数(CPI)は前年同期比0.9%上昇した。

・付玲輝局長は、全国的な観点では防疫状況は概ね安定しており1-2月の中国経済の回復基調は良好、本年第1四半期の好スタートの基盤を築いたと言える。また、今後の感染状況の変化等には不確定性があり、経済への影響はさらに注視していく必要があるとの考えを示した。

 

(記事原文)

http://www.gov.cn/xinwen/2022-03/15/content_5679150.htm