【中国・アフリカ協力フォーラムの第8回閣僚会議に習近平主席がオンライン参加、王文涛商務部部長が出席】

(2021年11月30日・12月1日 商務部HPより)

・11月29日、中国・アフリカ協力フォーラムの第8回閣僚会議開会式に習近平国家主席がオンラインで参加、中国・アフリカ共同体の構築に関する以下の四つの提案を提唱した。①コロナワクチンの知的財産権免除・安価での提供を保証、②アフリカへの投資を拡大、貧困削減経験を共有しデジタル化に協力、③グリーン・低炭素化に協力、④開発途上国の権利と利益を保護し、内政への干渉・人種差別・一方的な制裁に反対。
・さらに、①衛生健康PJ(6億回分のワクチン無償提供・4億回分のワクチン共同生産、1500人の医療スタッフ派遣等)、②貧困削減PJ(500人の農業専門家派遣等)、③貿易促進PJ(3年間でアフリカからの輸入3000億ドル確保、貿易資金100億ドル提供等)④投資主導エンジニアリング(100億ドル投資実施等)、⑤デジタルイノベーションPJ(シルクロードEC推進等)、⑥グリーン開発PJ(10プロジェクトを支援等)、⑦教育PJ(10の学校建設、1万人をセミナー招待等)、⑧人文科学交流PJ(アウトバウンド観光支援等)、⑨平和安全PJ(地域の安全保障とテロ対策への支援等)の九つのプロジェクトを共同で推し進め、中国、アフリカ27億人の力を結集し、高レベルの中国アフリカ共同体を構築していくと提唱した。

・また11月30日には、王文涛商務部部長が同会議総会に出席し、2018年の本フォーラム北京首脳会議の八つの行動の実施状況について報告するとともに、前日の開会式で習近平国家主席から提唱された九つのプロジェクトを今後の主要課題として実行し、アフリカの発展に協力し、新しい運命共同体の基盤を強化するとした。
・さらに開催国セネガルはじめ4か国の首脳との面談も行ない、先述の9つのプロジェクトを共同で推進していくことを確認した。
(王文涛商務部部長はセネガルを訪問、本会議にリアルで出席)

(記事原文)

http://www.mofcom.gov.cn/article/syxwfb/202111/20211103221991.shtml