【分析:気候変動対策への協力は米中関係の動向と不可分】

(2021年9月4日 VOAChina HP)





・ケリー 米国気候変動問題担当特使、元国務長官は、9月3日、中国天津への3日間の訪問を終了した。

・中国共産党中央外事工作委員会弁公室 楊潔篪主任は、9月2日のケリー特使との会談の際、米国が中国の内政に干渉し、中国の利益を害したとして非難した。

・これに先立ち行われたビデオ会議で、王毅 中国国務委員兼外相はケリー特使に対して「中国と米国の気候変動協力は、米中関係の全体的な環境から切り離すことはできない」と述べた。

・ケリー特使とのビデオ会議を行った中国側の最高位は、韓正 国務院副総理であったことから、業界ウォッチャーは、7月に天津を訪れたシャーマン国務副長官の時をはるかに超えていることに注目している。

・ケリー特使は、天津訪問の最後に記者団に対し、「訪問中、主に中国側のカウンターパートである解振華氏と多くの基本的かつ具体的な問題について話し合いを行い、2日半の会談は非常に建設的で詳細であった」と述べた。





(記事原文)

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