【中国共産党当局、20数年も続く中国西南米国商会の活動停止を命じる】

(2021年8月31日 VOAChina HP)





・中国の「民族主義」の高まりと米中関係の対立がエスカレートを続ける中、中国当局は成都に置かれている米国商会の活動停止を命じた。今後は商会の名義での如何なる活動にも従事できなくなった。

・ロイター通信によると、中国西南米国商会は、8月30日に「中国の法律と規定にもとづき、活動を停止しなければならない」と会員へ通知を出した。通知は米国商会が活動の停止を命じられた理由には触れていない。

・当該商会の会長はロイターのインタビューに答え、「中国の民生部門は、各国が中国に設立できる正式な商会は一つだけであるという規定を執行した」と述べた。

・今回の商会の活動停止命令の一年余り前の2020年7月、中国は米国の駐成都総領事館を閉鎖し、米国の駐ヒューストン中国総領事館の閉鎖への報復としている。





(記事原文)

https://www.voachinese.com/a/China-shuts-American-Chamber-of-Commerce-in-Chengdu-20210831/6080355.html