【2021年上半期のサービス貿易の伸展状況について】

「2021年上半期のサービス貿易の伸展状況について」

(2021年8月3日 商務部HPより)

・2021年上半期、サービス貿易は順調な伸びを維持した。サービス貿易に関する輸出入総額は23774.4億元で、前年比6.7%増。そのうちサービス輸出額は11284.9億元で、前年比23.6%増。サービス輸入額は12489.5億元で、前年比 5%減。サービス貿易の赤字額は70%減の1204.6億元となり、前年比2812.5億元減少した。

・特に6月には大幅な増加が見られた。 6月単月のサービス貿易に関する輸出入総額は4392億元で、前年比22.5%増。そのうちサービス輸出額は2165.5元で、前年比41.1%増。輸送サービスの輸出額は91.3%増加、輸入額は2226.5億元で前年同月比8.6%増。最も急成長している分野は建設サービスで、62.1%増加した。

・また知識集約型のサービス貿易の割合も増加した。 上半期、知識集約型サービスの輸出入総額は11060.7億元で、13.5%増加し、サービス貿易に関する輸出入額全体の46.5%を占めた。 その中で、輸出額は6038.3億元、前年比17.7%増加し、サービス輸出額全体の53.5%を占めた。輸出が急成長した分野は、個人カルチャー、娯楽サービス、コンピューターと情報サービス、知的財産権のロイヤルティだった。 知識集約型サービスの輸入額は5022.4億元、前年比8.8%増加し、サービス輸入額全体の40.2%を占めた。輸入が急成長した分野は、金融サービスと知的財産権のロイヤルティだった。

・旅行サービスは引き続き減少した。上半期の旅行サービスの輸出入総額は3637.9万元で、前年比34.8%減少。旅行サービスを除くと、サービス貿易に関する輸出入総額は、1月から6月にかけて20.6%増加し、2019年の同期比23.2%増加した。

(記事原文)

http://www.mofcom.gov.cn/article/news/202108/20210803183072.shtml