【セミナー】天達共和法律事務所勉強会開催のお知らせ(2021/05/28)

平素は弊機構の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

弊機構では、弊機構以外の団体が企画している一部のセミナーにつきましても案内を協力しており、弊機構の会員さまがお申込みいただけるようにしておりますのでご活用ください(セミナーにより主催団体の参加条件もありますのでご留意ください)

お申込みやお問い合わせは、主催団体に直接コンタクトをお願いいたします。

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天達共和法律事務所勉強会開催のお知らせ

 

日頃より天達共和法律事務所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。天達共和法律事務所は、より多くのお客様と最新の情報を共有して交流する場を設け、またコンプライアンスに関連する問題についてご理解を深めていただくため、以下の日時・内容で勉強会を開催いたします。ご興味をお持ちの方は、下記までご連絡いただければ幸いです。

皆様と多くの交流ができることを事務所一同、こころより楽しみにしております。

 

     時: 2021528日(金)

     間: 第一部(勉強会):PM1400PM1740

30分前に受付開始、休憩時間に軽食をご用意いたします。)

第二部(懇親会):PM1800懇親会の会場は、当日ご案内させていただきます。)

     所: 天達共和法律事務所 北京オフィス 大会議室

(北京市朝陽区東三環北路8号亮馬河大廈写字楼1座20階)

言 語: 日本語

参 加 費: 第一部は無料;第二部は1名様/100 RMB

       40名様(お申し込み順)

参加希望者多数の場合、1社につき1名様までとさせていただきます。どうぞ了承くださいませ。)

コメンテ: Jassmine.FU (顧問) & 山口 直彦(日本国弁理士)

テーマ:   

(一) 「市場支配地位濫用紛争に関する最新判例の解説」 (張 嵩 パートナー弁護士・弁理士)

(二) 「最新!企業におけるコンプライアンス上の注意事項」

①独占禁止実務の最新動向 (張 和伏 パートナー弁護士)

②営業秘密保護に関する法改正及び実務対応 (管 氷 パートナー弁護士)

③「サイバーセキュリティとデータ保護に関する留意点」 (葉 鵬 パートナー弁護士)

④商業賄賂の防止について (韓 晏元 パートナー弁護士)

 

テーマ概要:

 

(一)「市場支配地位濫用紛争に関する最新判例の解説」

 

市場支配地位濫用紛争に関する最新判例の解説 張 嵩 パートナー弁護士・弁理士

「業界必須特許」、「独占禁止」、「市場支配地位の濫用」といったキーワードで、日本の日立金属社による市場支配地位の濫用が認定された一審判決が業界で非常に注目を浴びています。本事件では、寧波科田磁業社を含む中国永久磁石関係企業4社が、業界必須特許のライセンス交渉において特許権者が市場支配地位を濫用したことを理由に、永久磁石業界で世界トップクラスの日立金属社を提訴しました。7年間近くの戦いを経て、近日ようやく一審判決が下され、日立金属社が敗訴し、490万人民元(約8,274万円)の損害賠償を命じられました。今回の勉強会では、本件判例の詳細を解説するとともに、関係法律問題をまとめ、企業として今後留意すべきポイント等をご紹介いたします。

 

(二)「最新!企業におけるコンプライアンス上の注意事項」

 

独占禁止実務の最新動向 張 和伏 パートナー弁護士

最近、中国EC最大手のアリババが市場支配的地位の濫用で182億元(約3,073億円)という記録的な罰金を科され、トヨタ自動車、ソフトバンク及び日立金属などの日系企業も独占禁止法違反行為により、罰金や民事賠償の支払いが命じられました。更に、近年一連の独占禁止関連の法令やガイドラインが公布され、業界では今後「独占禁止」の嵐が襲来すると予想されています。今回の勉強会では、独占禁止実務の最新動向を紹介する同時に、独占禁止処罰の渦に陥ることを避けるためのコンプライアンス上の留意点も提示いたします。

営業秘密保護に関する法改正及び実務対応 管 氷 パートナー弁護士

20209月以降、営業秘密保護に関する複数の司法解釈&行政法規が公布され、中国では、営業秘密を保護するため全方位で法体制が整備されています。今年の2月に、営業(技術)秘密侵害事件では史上最高額となる1.59億人民元(約26.85億円)の賠償金が判決されました。営業秘密は知的財産権の重要な構成要素として、その価値がますます企業に注目されています。今回の勉強会では、営業秘密保護に関する法改正、注目すべき判決、及び営業秘密管理における留意すべき点についてご紹介いたします

サイバーセキュリティとデータ保護に関する留意点 葉 鵬 パートナー弁護士

中国において「サイバーセキュリティ法」が施行されてから、サイバーセキュリティとデータ保護に関する立法及び法執行の活動が活発化しています。特に、今年の4月には、「個人情報保護法」、「データセキュリティ法」について全人代の常務委員会で第二回目の審議が行われ、非常に注目を集めています。これに加えて、ビッグデータなど情報技術の発達及びインターネットの普及・応用がますます進んでいる状況の下で、サイバーセキュリティ及び個人情報保護を始めとするデータ保護は各企業のコンプライアンス上の最も重要な課題の一つになりつつあります。今回の勉強会では、サイバーセキュリティとデータ保護を巡る規制と運用の動向、及び企業側にとっての留意点などのポイント等についてご説明いたします。

商業賄賂の防止について 韓 晏元 パートナー弁護士

2018年から改正後不正競争防止法が施行され、商業賄賂の認定基準が変更されました。不正競争防止法施行後の商業賄賂の認定基準の変化及び処罰例を分析し、さらに商業賄賂に関する法動向を説明し、商業賄賂の防止策を提案させていただきます。

 

お申込み:

 

会場準備の都合上、520日(木)までにご出席の可否を以下までお知らせいただければ幸いです。

巩 愛爽  gongaishuang@east-concord.com 

第一部(勉強会) 参加 不参加

第二部(懇親会) 参加 不参加

ご参加の皆様と多くの交流ができることを事務所一同、心より楽しみにしております。