【商務部、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の概要と解釈を発表】

「商務部、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の概要と解釈を発表」

 (2020年11月18日 商務部HPより)

・中国商務部は、1月15日に中国を含む東アジア地域15ヶ国で締結された東アジア地域包括的経済連携(RCEP)についての概要と解釈を発表。

・解釈については商務部国際司が、現代的・全面的・高品質で互恵的且つ大規模な自由貿易協定と評価した上で、RCEPが中国の対外開放を拡大するプラットフォームとなり、「ダブル循環」を促がす重要な意義を持つと表明。

・貨物貿易面では(域内の9割以上の製品の)関税ゼロを最終的に実現していくルールが中国の域内貿易コストを下げ製品競争力が高まり、サービス貿易面では(中国が)ポジティブリスト方式(自由化する分野・条件をリスト化するもの)を採用し、協定発効後6年以内にネガティブリスト方式に移行することを発表している。