【大連中日合作地方発展モデル区】

●大連市について

大連の人口は600万人を超え、「計画単列都市」の5つの内の一つとして中国東北地方の港湾、工業、観光、国際金融、交通、物流センターとしての機能も併せ持つ都市である。日本との距離も近く、中国東北地方で日本との経済交流が最も古く緊密な都市であり、現在、日系企業約1,500社が進出している。

 

●モデル区について

概要

「若い自由貿易」をテーマに日中韓FTA締結を睨み、地理的有利性を生かした大連市で遼寧沿海経済圏の発展を推進し、技術革新、産業の連携、金融プラットホーム構築を目指す。

場所・面積

金普新区を中心とした新日本工業団地片区、松木島片区、西中島片区、花園口片区などの渤海沿岸と黄海沿岸までの地域、総面積52.92㎢。



●誘致業種

ハイテク設備製造、新素材産業、新エネルギー産業、物流産業、芸術品、アニメーション産業



●対象イメージ

・eコマース関係の企業

・新エネルギー関係の企業

・コールドチェーンを利用する食品関係企業

・美術品や工芸品を取り扱う企業



●モデル区における施策

・駐日事務所設立

・越境EC日本館創設(ホテル・娯楽施設・クリニック)

・新エネルギー産業基地の建設

・コールドチェーンの物流センター建設

・北東アジア芸術品取引センター設計

・健康協力センター建設

・京都風情街を建設



●政策

・エリア内で使用される建材、機器、設備、消耗品などは関税免除



●参考

【大連中日合作地方発展モデル区建設】(商務部公共ビジネス情報プラットフォームHP)

http://tradeinservices.mofcom.gov.cn/article/news/gnxw/202005/104871.html



【大連中日合作地方発展モデル区】(大連テレビによるニュース)

http://www.dltv.cn/wap/news/rd/content_62246.shtml