【中国あれこれ】『第十七章 現代中国への道⑯ 漫画みたいな話』
長年、中国に携わっていると日本では考えられない「おかしな経験」をすることがあります。中国事業を担当された方は恐らく、一つや二つそんな経験があるのではないでしょうか。当時の中国は尚更のことで、私もあり得ない経験をいくつもし…
長年、中国に携わっていると日本では考えられない「おかしな経験」をすることがあります。中国事業を担当された方は恐らく、一つや二つそんな経験があるのではないでしょうか。当時の中国は尚更のことで、私もあり得ない経験をいくつもし…
上海からの友人の土産として「雲南・古村紅茶」とともに11月1日付けの「環球時報」を貰った。タブロイド判の同紙は日本のメディアが時々センセーショナルな記事を選んで報道することで知られている。 「環球時報」GLOBAL T…
10月となり、ようやく風を爽やかに感じ始めた。 10月は誕生月であり、幼年期の誕生日に食べた赤飯と栗の入った茶碗蒸しを思い出す。今でもコンビニで赤飯おにぎりを選ぶとき、幼年期まで僅かに射していた生家での余光を偲ぶことが…
1999年10月1日、中華人民共和国は建国50周年を迎えた。久しぶりの軍事パレードが行われ、北京の長安街は厳戒態勢が敷かれた。北京天安門前の観閲席は国内外から招待された来賓で埋めつくされ、大規模なパレードに圧倒された。そ…
先月の拙文で触れた黄土高原への「スタディ・ツアー」は、予定通り、8月22日早朝のフライトで北京入りした。今回のために新規作成したパスポートの一頁目に入境スタンプが事務的に押された。かれこれ10年ぶりの旅の目的の一つがあ…
季節の変化を感じる写真と短いメッセージをほぼ毎日のように送ってくれる友人がいる。自宅前に広がる明石海峡や散歩道の草花の画像から友人の平穏な様子が伝わり、穏やかな心持にしてもらっている。8月7日、メッセージを開くと「和平…
長い時間、中国に携わっていると忘れられない光景が幾つかある。その中でも北京の釣魚台の中の様子は特別だった。 1988年晩夏、北京の夏もそろそろ秋風を感じる頃、いすゞ自動車は将来構想として部品産業の中国進出を睨んでいた。巨…
NHKのドキュメンタリー番組『映像の世紀』が進化を続けている。 番組初期の頃、高校生だった娘がオリジナルの歴史画像と加古隆のテーマ曲と山根基世アナウンサーの抑制された語りに強いインパクトを感じていたことを思い出す。最近…
先月は『五月の風』と題し大相撲を通じて、朝鮮半島・モンゴルそしてスラブの風の尻尾を綴った。ならば次は『六月の雨』とすべき処、その雨がなかなか降らなかった。 もともと6月初旬は思うことの多い時期であるが、加えて今年は悩…
◆一般社団法人日中投資促進機構の海外アドバイザー 郭 文軍様より寄稿13◆ ダンスをするロボットが全国的に注目を集める中、この技術が将来的に介護分野で活用される可能性について議論が高まっている。人型ロボットは介護領域にお…