【北京だより】9月30日号

9月1日より我が家の子供が小学校に入学しました。今週は北京市内の一般的な小学校の様子をご紹介いたします。

小学校の入学申請を5月に提出し、約2か月で手続きが終わり、7月上旬に学校が決まりました。自宅より徒歩で20分ぐらいの小学校です。今学期は2022年9月1日(木)から2023年1月6日(金)までです。1月7日(土)から2月12日(日)までの5週間は冬休みです。下図は9月1日に撮影した入学式の様子です。コロナの関係で児童しか学校に入れないので、道端で記念写真を撮っている親たちも多かったようです。

 

小学1年生の場合、毎日国語、数学、英語以外、体育や美術、書法、労働(掃除など)、卓上ゲーム、道徳教育等の授業があります。下図は授業スケジュールの実例です。

学校の要求に応じて、カバンの中には、毎日テキスト以外に、マスクやティッシュペーパー、テーブルクロス、跳び縄、水筒、数学道具、スプーン等も入れなければなりません。

 

今年は小学校に入学する子供の数のピークなので、この小学校では1年生だけで11のクラスがあり、クラスごとに37名から40名の学生がいます。朝は全学校6学年の学生を対象に、7:50~8:10の20分間が登校の時間帯です。児童があまりにも多いので、朝はこの付近では車の通過は非常に難しく、いつも混んでいます。下図は朝、登校時の様子です。

 

午後の下校時間は4:20と5:20、二つの選択肢があります。各家庭は自分の都合に合わせて、子供の出迎え時間を調整できます。北京では、現在10歳までの子供に関しては、保護者の送迎が義務付けになっています。毎日、指定された場所で各クラスの担当先生が子供たちを保護者にそれぞれ手渡しするようにしています。下図は下校時の様子と指定場所配置図の様子です。

 

北京市内の小学校は、殆ど昼食のみを提供しています。漢民族料理とイスラム料理、2種類があります。政府の補助金がありますので、値段は安くて、1食18元となっています。下図は最近のメニューです。毎週の週末で翌週のメニューが発表され、保護者は携帯のAPPを通じて確認できます。

 

 

以上