【北京だより】6月25日号

624日(木)から26日(土)までは北京市の「中考」(北京市統一高校入学試験)です。今週は事務所(長富宮弁公楼)付近の日壇中学試験場の様子等を紹介します。

今年の北京市の「中考」のスケジュールは以下の通りです。試験科目には国語、数学、英語、道法(道徳与法治)、物理、化学、歴史が含まれています。

 

天気予報によると、23日から25日までは毎日小雨で、最高気温は26度前後で、受験生にとっては、そんなに暑くなくて丁度いい天気です。

 

 日壇中学は1963年に創設され、北京市朝暘区においては重点学校の一つでもあります。24日の午後1430からは数学の試験で、20分前までに試験会場に到着しないといけないため、1340分頃から受験生の入場が始まりました。

 

受験生はそれぞれ「準考証」(入場証明)を先ず提示し、それから体温測定のブースを通過して試験会場に入るようです。

 

試験会場の外には、受験生の親たちが沢山立っています。受験生を見送りして、試験が終わるまでこの付近でずっと待っている人が多いようです。

 

受験生のために、水やティッシュペーパー、簡単な医療用品などを提供するボランティアサービス台も設けられています。

 

また、試験会場付近の安全確保及び騒音防止のため、学校の付近は車両立ち入り禁止となっています。警察とガードマンも多数警備しています。

「中考」の成績は75日(月)以降に発表されるそうです。試験終了後、すぐ夏休みに入りますので、受験生も一休みできるでしょう。

以上