【北京だより】4月9日号

清明節が終わり、北京はますます暖かくなってきました。今週の最高気温は20度を超え、街のあちこちで花が満開となり、一年中で一番美しい季節を迎えました。今週は北京市内の「団結湖公園」の春の様子をご紹介します。

 「団結湖公園」は東三環路に位置し、1958年から窯業工場の跡地を湖(団結湖と呼ぶ)に掘り始め、1986年より公園としてオープンしました。

 

この公園の周辺では住宅団地が沢山あり、公園に来ている人は殆どこの近くの住民です。ジョギングや一般的な運動、また、子供を連れてきて遊んでいる人も多いようです。

 

団結湖の周辺では、柳や花等、様々な樹木が植えられ、静かで景色もよく、ベンチで休憩している人はかなり多いです。

 

湖の中で船に乗っている家族も多いです。夏になるともっと賑やかになるでしょう。

 

団結湖の一角で長廊が設置されています。ここで休憩したり、時間潰しでトランプで遊んでいるお年寄りも多いようです。

 

各種の花も満開でとても綺麗です。この公園で一番よく見かけるのは「碧桃」で、色も白、ピンク、赤等様々あります。また、普通あまり見られない、菊の花に似ている「菊花碧桃」もあります。 

 

海棠も満開を迎え、香りが遠くまで漂っています。落ちた葉っぱを掃除しているおばあさんが大変そうです。

 

公園には「キッズ楽園」もありますが、今回はあいにく休業中でした。

以上