【北京だより】1月22日号

今週の20日(水曜日)は二十四節気の「大寒」でした。つまり一年中で一番寒い時期ということですが、気温は-7度~0度前後でこの前の寒気(-19度)に比べて全然寒くはありませんでした。いよいよこの寒い冬も終わりになるでしょう。今週は大寒の生活情報等をご紹介いたします。

大寒直前の火曜日に小雪が降りました。夜中から朝まで降っていて、道が滑りますので朝の出勤にも少し影響がありました。下図は長富宮付近の道路及びサラリーマンの様子です。

 

 

水曜日は「大寒」であり、また中国伝統的な「蝋八節」(農歴12月8日)でもありました。この日に「蝋八粥」を食べて、「蝋八蒜」を作る習慣もあります。大蒜の皮を剥いてお酢の中に入れて1週間以上発酵させると緑色の「蝋八蒜」になります。旧正月の間に餃子と一緒に食べるととてもおいしいです。我が家の子供たちも幼稚園で「蝋八蒜」を作りました。本来は旧正月の前に緑色になって親にプレゼントつもりでしたが、北京市大興区で学生の集団感染がが発生していますので、当日の午後、幼稚園は政府より緊急の知らせを受けて翌日より冬休みになってしまいました。長い休みになりますので、昼寝用の布団等も持ち帰りました。

 

 

真冬では暖かい火鍋が一番人気ですが、最近、北京市順義区と大興区、また北京市隣接の河北省のコロナ感染再発で人々はとても警戒しているようで、火鍋料理店も来店客が少なく、困っている様子です。下図は北京の伝統的な火鍋です。

 

 

こんな寒い時期には、「烤紅薯」(焼きイモ)と「爆米花」(ポップコーン)も人気です。道端でよく見かけます。「焼きイモ」は昔石炭を燃料に焼いていましたが、大気汚染対策で今は殆ど電気で焼いています。「爆米花」(下図2)は生のトウモロコシの種を密封容器の中に入れて、砂糖やチョコレート等を入れて、蓋のハンドルを手で回しながら(焦げることを避ける)作ります。熱いうちに食べると美味しいです。

 

 

また、たまたま地下鉄の出口で1歳ぐらいの幼児用の「虎頭鞋」を売っているおばあさんを見かけました。伝統的な「虎頭鞋」は全部手作りで、先ず布に虎を描いてそれから刺繍し、最後に靴を作ります。虎は百獣の王ですので、鬼を避けて子供の平安を守るという意味合いがあります。現在でも「虎頭鞋」を履いている幼児がたまには見られます。うちの子供たちも1歳になる前には赤い「虎頭鞋」をはいたことがありますが、靴の底は割と柔らかいので子供が大きくなるとちょっと合わなくなります。

 

 

以上