【王文涛部長 機関紙『求是』へ寄稿】

(2022年1月17日 商務部HPより)

王文涛部長は『求是』2022年第2期号に「高いレベルでの対外開放で新しい発展構造の構築を推進する」と題する文章を寄稿し、次のように述べた。

・開放は進歩をもたらし、閉鎖をすれば必ず遅れをとる。中国が発展をし、優位に立って主導権を握り、未来を勝ち取るには、経済のグローバル化に対応し、非常に規模の大きい市場優位性を利用し、更に主体的に開放戦略を実施することが必要不可欠である。

・高いレベルで対外開放を促進することは、新しい発展構造を構築する上で重要である。2020年の技術輸入契約額は2,200億元集積回路の輸入額は2兆4千万元であった物流における対GDP比は14.7%であり、米国や日本などの先進国より5~7ポイント高い。国際社会には約3,700億枚のマスク、40億着以上の防護服、20億回分以上のワクチンを提供した。開放と協力は世界経済をより発展させる唯一の方法であり、国際循環が国内循環を促進していく。

14億の人口、4億を超える中間所得層がいる国内市場は我が国の大きなアドバンテージである。

高いレベルの対外開放で新しい発展構造の構築を推進する主な施策がある。内需と外需の協調的発展の促進、制度型開放の推進の加速、質の高い一帯一路の構築、国際的な経済ガバナンスへの積極的な関与などを通じて対外開放と国内貿易の発展を推進していく。

(記事原文)

http://www.mofcom.gov.cn/article/syxwfb/202201/20220103237344.shtml