【高水準の対外開放を推進し、開放を以て改革と発展を促すー国家発展・改革委員会の担当責任者が2020年版のネガティブリストについて記者質問に回答】

「高水準の対外開放を推進し、開放を以て改革と発展を促すー国家発展・改革委員会の担当責任者が2020年版のネガティブリストについて記者質問に回答」
(2020年6月24日 国家発展・改革委員会HPより) 

・2020年版公布の背景について、党中央と国務院から出した外資市場参入規制の更なる緩和とネガティブリスト項目の大幅な削減といった指示に従ったものと述べられた。
・考え方として、外資市場参入の拡大、制度上の開放推進、ネガティブリストは項目削減のみ、自貿区の試験的な役割の拡大、開放と同時に国家安全を保障することが挙げられた。
・2019年版と比べ、全国版が40項目から33項目に、 自貿区版が37項目から30項目にそれぞれ削減し、サービス業、製造業、農業分野の開放水準を上げた。
・金融分野では、外資証券会社や保険会社の出資比率上限を撤廃し、また製造業分野では商用車メーカーにおける外資出資比率制限を緩和。農業分野で小麦新品種の育成と種子生産において内資マジョリティーから内資の出資比率が34%を下回らないことに改正。更に自貿区版においては外資による漢方薬分野への投資規制を撤廃し、外資独資の職業専門教育機関の設立を許可。

(記事原文)

https://www.ndrc.gov.cn/xwdt/xwfb/202006/t20200624_1231928.html

※当機構会員ネットには両ネガティブリストの原文を掲載済み。日文訳も現在作成中です。