【第14次5カ年計画期間中、税関管轄の輸出入貨物の量は世界最大に】(貿易通関・外貨管理)(マクロ経済)(その他)

(2025年8月25日 中央人民政府HP)

国務院新聞弁公室は8月25日、「第14次五カ年計画の質の高い完成」に関する一連の記者会見を開催。税関総署の関係者は、第14次五カ年計画期間中の税関による国家安全保障の維持と質の高い発展の推進に関する成果を紹介した。

中国税関総署の関係者によると、第14次五カ年計画期間中、税関の輸出入貨物は年間平均52億トン、約41兆5000億元に達し、これは世界最大規模であり、安全かつ安定的に管理されていると説明した。

第14次五カ年計画中、通関の一体化を全面的に実施。「ワンストップサービス」は25分野964項目を網羅し、実質的に越境貿易の全プロセス・全段階をカバーしている。陸路、鉄道、海上、航空を網羅する複合輸送管理モデルにより、物流プロセス全体を通じて一度の申告で一気通貫の処理を可能にした。「スマート旅客検査」は空港の80%をカバーし、旅客は迅速に通関できる。

第14次五カ年計画以降、税関総署は諸外国と519件の協力文書に署名し、中国は世界157カ国(地域)の貿易相手国の上位3位にランクインしている。2024年までに、中国の「一帯一路」パートナーとの輸出入は22兆元に達し、全体の半分以上を占めることになった。ASEAN、ラテンアメリカ、アフリカ、中央アジアなどの新興市場との輸出入は、年間平均10%以上の成長を遂げている。国際協力における新たなメリットはより顕著になり、中国が責任ある大国としての役割をさらに発揮していく。

(記事原文)“十四五”期间海关监管进出口货物体量全球最大
https://www.gov.cn/yaowen/shipin/202508/content_7037738.htm