【多余的話】『slow boat to China』
上海からの友人の土産として「雲南・古村紅茶」とともに11月1日付けの「環球時報」を貰った。タブロイド判の同紙は日本のメディアが時々センセーショナルな記事を選んで報道することで知られている。 「環球時報」GLOBAL T…
上海からの友人の土産として「雲南・古村紅茶」とともに11月1日付けの「環球時報」を貰った。タブロイド判の同紙は日本のメディアが時々センセーショナルな記事を選んで報道することで知られている。 「環球時報」GLOBAL T…
10月となり、ようやく風を爽やかに感じ始めた。 10月は誕生月であり、幼年期の誕生日に食べた赤飯と栗の入った茶碗蒸しを思い出す。今でもコンビニで赤飯おにぎりを選ぶとき、幼年期まで僅かに射していた生家での余光を偲ぶことが…
先月の拙文で触れた黄土高原への「スタディ・ツアー」は、予定通り、8月22日早朝のフライトで北京入りした。今回のために新規作成したパスポートの一頁目に入境スタンプが事務的に押された。かれこれ10年ぶりの旅の目的の一つがあ…
季節の変化を感じる写真と短いメッセージをほぼ毎日のように送ってくれる友人がいる。自宅前に広がる明石海峡や散歩道の草花の画像から友人の平穏な様子が伝わり、穏やかな心持にしてもらっている。8月7日、メッセージを開くと「和平…
NHKのドキュメンタリー番組『映像の世紀』が進化を続けている。 番組初期の頃、高校生だった娘がオリジナルの歴史画像と加古隆のテーマ曲と山根基世アナウンサーの抑制された語りに強いインパクトを感じていたことを思い出す。最近…
先月は『五月の風』と題し大相撲を通じて、朝鮮半島・モンゴルそしてスラブの風の尻尾を綴った。ならば次は『六月の雨』とすべき処、その雨がなかなか降らなかった。 もともと6月初旬は思うことの多い時期であるが、加えて今年は悩…
五月の風が吹き始めた頃、佐賀在住の好角家から夏場所の番付を届けて貰った。いつも初日前に律儀に届けていただく番付から色々なことを発見するのが楽しみとなっている。 番付には横綱・大関・関脇・小結・前頭という地位の次に出身地(…
寒波の底と予報された二月の三連休の最終日、午後の200分をBSシアターで『ドクトル・ジバゴ』と過ごした。山口県徳山市で独り暮らしの高校一年の一学期、テアトル徳山で見たのがご縁の始まり。その後、大阪の四条畷町の高校に転校し…
大寒、春節、立春、そして日脚が伸びて春分へ。まさに節分です。 国民総生産に寄与しないながらも、色々と動いた正月が過ぎ、来し方を振り返りました。赴任直後の2009年10月から毎月綴ってきた拙文のタイトルを見直しました。住処…
正月の魚と言えば、タイやサケそしてブリがお決まりでしょう。タイは関西・四国を中心に姿焼にして飾り、サケは東北・関東での人気が高く、とりわけ村上市のサケは珍重されるようです。玄海灘から日本海で獲れるブリは出世魚として正月に…