【北京だより】4月7日号

4月5日(水)は中国伝統的な祝日「清明節」でした。「清明節」前後はお墓参りのほか、遠足や花見の良い時期でもあります。下図は司馬台長城の様子で、桃の花や野良花等がいっぱい咲き、万里の長城に映えて特別な景色になり、数多くの遠足者を引き付けてきました。

市内の各公園では、ライラックやカイドウ、桃、梨の花などが満開期を迎え、毎日花見で来ている市民がかなり多いようです。長安街両側にはライラックが沢山植えてありますので、花の匂いが遠くまで漂っています。

天安門広場では、地方からの旅行ツアーで毎日賑わっています。平日では定年後のお年寄りが割と多いようで、週末や休みのディーには家族揃って地方から遊びに来ている旅客がかなり多いそうです。現在、天安門広場には少なくとも1日前に予約しないと入れないようになっています。

雍和宮周辺の胡同の様子です。狭い胡同の中に、小さな店がいっぱい営業しています。家庭料理屋さんや便利店、喫茶店、また各種の芸術品の店、仏教用品店など、深夜まで人が多く、特に若者が多いようです。

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