【国家税務総局:環境保護税の年間収入が約200億元で安定、企業の基準超えの排出率は持続的に低下】

2021826日 国家税務総局HPより)

・中央放送局経済の声「天下財経」によると、25日は全国の低炭素デーで、グリーン税制は低炭素の環境保護、「双炭」(2030年までに二酸化炭素排出量をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを実現できるよう努力する)の目標を実現する重要な支えとなっている。

・国家税務総局は今回、中国の環境保護税の三年分の徴収データを公表。

・全体的に見ると、税制の運行はスムーズで、税収収入は全体的に安定しており、画一的な法執行は強化され、グリーン効果は次第に現れている。

・国家税務総局のデータによると、2018年、2019年、2020年の環境保護税はそれぞれ205.6億元、213.2億元、199.9億元、合計収入は618.7億元であり、この3年間で、納税者の世帯数は26.7万世帯から46.2万世帯に上昇。

・国家税務総局の財産・行動税司司長は「環境保護税収入は毎年200億元程で安定し、基準を超えて排出される企業は減少しており、2018年の基準を超えた排出率は11.3%で、昨年、2020年にはすでに9.7%まで減少している。」と分析。

・国家税務総局によると、税務部門は積極的に関連部門の研究と協力して、より整ったグリーン税制を構築し、二酸化炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの目標の実現をより支援していく。 

(記事原文)

http://www.chinatax.gov.cn/chinatax/n810219/n810780/c5168405/content.html