(2025/9/8中央人民政府HP)
ブラジルのルラ大統領が中国時間9月8日夜に主催したサミットには、ロシア、南アフリカ、エジプト、イラン、インドネシア、アラブ首長国連邦、インド、エチオピアの代表が参加。
習近平国家主席は、世界が大変動の中で覇権主義や単独主義、保護主義が台頭していると指摘し、BRICS諸国は多国間主義と開放的協力を堅持し、人類運命共同体の構築に取り組むべきだと強調した。
習近平国家主席より三つの提案をおこなった。
1.多国間主義を守り国際的公平と正義を確立すること
2.開放的でウィンウィンの国際経済貿易秩序を維持すること
3.BRICS諸国の団結と協力を強化し共通の発展を推進すること
中国は「一帯一路」などを通じて協力を深化させ、BRICS協力の基盤強化と影響力拡大を目指すとした。
参加首脳は、単独主義や国際秩序の揺らぎを懸念し、多国間主義と自由貿易体制の維持、グローバル・サウスの利益擁護を確認。ウクライナ危機や中東問題についても対話継続と平和的解決を支持した。
なお本サミットには、中国共産党中央委員会政治局蔡奇常務委員、同局王毅委員・外交部長らも参加。
記事原文:习近平出席金砖国家领导人线上峰会并发表重要讲话
https://www.gov.cn/yaowen/liebiao/202509/content_7039685.htm
