- 2025九州中日友好交流大会及び中日友好都市交流イベント開催
2025年3月27日、ヒルトン福岡シーホークにて中国駐福岡総領事館の主催により、楊万明中国人民対外友好協会会長、楊慶東総領事及び宇都宮徳一郎日中友好協会会長ほかの出席も得て、九州各県市並びに中国各省市の友好都市交流イベントが開催された。
詳細式次第は別添のとおり、中国・九州各地からの多くの代表者のプレゼンが行われ、双方の関心の高さがうかがえる行事となった。 - 2025年「中国経済と中日経済貿易協力交流会」開催
2025年4月17日、ホテルニューオータニ博多にて中国駐福岡総領事館の主催により、中国経済の現況と日中間の経済貿易協力に関するセミナーと懇親会が開催された。来賓として福岡・大連未来委員会の土屋会長と(公社)福岡貿易会の津田副会長が挨拶に立ったほか、(一社)日中投資促進機構・岡代表理事並びに福井大学大学院国際地域マネジメント研究科の大橋特命教授(北陸地域アドバイザー)の趣旨講演に続き、中国側から深圳市及び重慶市からのプレゼンが実施された。
九州経済産業局・星野局長、池部国際部長や(一社)九州経済連合会・倉富会長を始め、福岡・熊本・佐賀・山口・宮崎等の各自治体関係者や地場企業からも総勢150名を超える多数の参加者があり活気に溢れたセミナー、懇親会となった。 - 福岡インド総領事館の開設
2025年4月1日、福岡インド総領事館が開設され、2010 年インド外務省入省のキャリア外交官のラムクマール・C氏が総領事として着任した。今後同国への九州企業の進出等に拍車がかかるものと推察される。 - 台湾貿易センター福岡事務所内に台湾貿易投資センターを設置
TSMCの熊本工場進出を皮切りに、とりわけ半導体関連産業分野での日台間のサプライチェーンが緊密化しており、日台間の貿易促進のみならず、日台間の投資促進も働きかけたいとの思いから、2025年4月に台湾貿易投資センターが開設された。 - 九州地域(特に福岡)でのインバウンド需要は引き続き堅調
九州への訪日外国人旅客数はコロナ禍前を上回る水準で推移し、円安を背景に訪日客の消費単価も上昇しており、インバウンド消費額は足元でコロナ禍前の約2倍となっている状況。肌感覚では、以前は韓国からの来日客が多く見受けられたが、最近になって外国人旅客の人種が多様化していると感じている。
福岡国際空港の統計によれば、同空港発着の国際線旅客便は極東及びアジアを中心とする海外の航空会社で、2025年3月実績で1,917往復(2018年同月比11%増)、4月で2,067往復(2018年同月比29%増)、5月見込みで2,222往復(2018年同月比39%増)と着実に増加しており、同空港出入国者数でも2025年3月の外国人出入国者数は599,196人(2018年同月比42%増)であるのに対し日本人出入国者数は177,837人(2018年同月比20%減)となっている。
【参考資料】2025九州日中友好交流大会 式次第
平塚 伸也(2025年5月)