平素より当機構の活動にご理解・ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
2025年10月2日(木)、3日(金)に開催致します「第40回中国ビジネス実務セミナー」につき、講師の皆様より講義のポイントをご紹介いただきましたので、ご案内申し上げます。多くの皆様のご参加を待ちしております。
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〈講義のポイント〉
◆1日目
【1限目:法律】
〇 時間: 10月2日(木) 10:00~11:30 (日本時間)
〇 タイトル: 『中国ビジネス法の全貌』
〇 講師: アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー 射手矢 好雄氏
〇 講義のポイント:
・中国は日本と似ているようで異なる点が多く、日本企業にとって中国はリアルなパラレルワー ルドのようである。日本企業が中国でビジネスを行うためには、そのルールすなわち中国法を知らなければならない。本セミナーでは、中国ビジネス法の特色を、中国の仕組み(共産党の指導)から考える。その上で、中国ビジネス法の全体像を、中国現地法人の設立、コンプライアンス、現地での経営問題、撤退と紛争解決まで、要点を挙げて解説する。
【2限目:会計・税務】
〇 時間: 10月2日(木) 13:00~14:30 (日本時間)
〇 タイトル:『昨今の中国市場環境を踏まえた日系企業の対応や変化に係る会計税務等の論点』
〇 講師: EY Greater China パートナー Alex Jiang氏、パートナー 川島 智之 氏
〇 講義のポイント:
・昨今の厳しい中国の市場環境や激しい競争を背景に、在中日系企業は生き残りをかけて日々発生する様々な課題に直面し、取り組まれています。当講義では、昨今の中国市場環境を踏まえた在中日系企業の対応や変化に関連する、注目度の高い会計税務等の規定及び実務について、各専門家より詳説します。加えて、直近における新しい規定や税務当局の執行動向など、中国税務上のホットトピックも簡単に紹介致します。
◆2日目
【1限目:国際情勢】
〇 時間: 10月3日(金) 10:00~11:30 (日本時間)
〇 タイトル: 『トランプが変える世界と日本の戦略』
〇 講師: 笹川平和財団 上席フェロー 渡部 恒雄氏
〇 講義のポイント:
・トランプ政権は発足以来、第二次世界大戦以後、米国が支えてきた国際秩序を破壊している。ライバルの中国だけでなく同盟国に対しても相互関税を課し、自由貿易体制を壊している。一方で、民主主義の価値を理解しないトランプ氏は、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平主席などに、憧れのようなものを持っているため、日欧の同盟国は大きな危機を持っている。トランプ氏の思惑と方向性を分析し、日本の生き残り戦略を考える。
【2限目:マーケティング】
〇 時間: 10月3日(金) 13:00~14:30 (日本時間)
〇 タイトル: 『中国の広告クリエイティブから紐解かれる課題解決の物語』
〇 講師: 電通 クリエイティブディレクター 歓崎 浩司氏
〇 講義のポイント:
・中国で4年半のクリエイティブ実務経験と、社内チームに共有した1000を超える事例の中から、厳選した中国の広告クリエイティブをご紹介します。広告クリエイティブ、それは「商品やサービス、企業の価値」「洞察」「時代」を掛け合わせた「課題解決のための物語」。本講義では、中国の広告クリエイティブで紡がれた物語を読み解き、マーケティング領域の広告クリエイティブにおいて、中国ビジネス実務に役立つ視点をお話しします。
【3限目:テクノロジー】
〇 時間: 10月3日(金) 15:00~16:30 (日本時間)
〇 タイトル:『中国人型ロボット産業の発展現状と展望』
〇 講師: 野村総合研究所 未来創発センター エキスパート 李 智慧氏
〇 講義のポイント:
・生成AIが急速な進化を続ける中で、自動運転、ロボットのような「フィジカルAI」への注目も高まっています。中国では人型ロボットが既に自動車工場での物品運搬やネット専用店舗での商品ピッキング等の場で活用され始めています。その最新動向と課題、今後の展望について解説します。
