(2025年6月26日 中央人民政府HPより)
・今年4月までの間に中国のサービス貿易は引き続き高い成長を維持し、サービス輸出は1兆1285.2億元に達し、前年同期比で14.6%増加。
・「中国旅行」や「中国での買い物」が継続的に注目を集めており、人工知能やクラウドコンピューティングなど最先端技術の進展が、世界の協力モデルを再構築しつつある。
・旅行サービスは中国のサービス貿易の中で最大の分野であり、今年4月迄の旅行サービスの貿易総額は7,567.8億元で、前年同期比14.7%の増加。うち、輸出は79.9%増、輸入は7.8%増。
・旅行サービス輸出が高成長を記録した背景には、トランジット(乗り継ぎ)ビザ免除、航空便の回復、出国時の税還付制度などの政策整備に加え、中国の飲食、宿泊、ビジネストラベルなどサービス業の発展がある。
・「中国サービス」はバリューチェーンの中高付加価値領域へと着実にステップアップしている。
・今年4月までの中国の知識集約型サービス輸出は5902.4億元で、前年同期比で6.1%増加した。
・中国とペルーの「一帯一路」共同建設の重要プロジェクトであるチャンカイ港は、南米初のスマート港湾であり、この港で使用されているスマートトラックと車両管理システムは、上海有道智図科技有限公司が提供。中国のインテリジェント運転技術として初の大規模輸出となり、「全国技術貿易イノベーション実践事例」に選定された。
・その他、陝西楊凌現代農業国際協力グループの「一帯一路」沿線7か国の海外農業モデルパーク、中国科学院大連化学物理研究所のエチレンアミンのグリーン合成に関する工業化技術の開発等が選定された。
・新たな科学技術革命と産業の変革が、かつてない深さと広さで進行しており、「中国サービス」の国際競争力は飛躍的に向上している。
(記事原文)前四月,知识密集型服务出口增长6.1% “中国服务”向中高端攀升
https://www.gov.cn/yaowen/liebiao/202506/content_7029453.htm