(2026年3月20日 工業・情報化部HPより )
工業・情報化部、国家発展改革委員会、国有資産監督管理委員会、国家エネルギー局は、製造業のグリーン・低炭素化を進める国務院方針を踏まえ、「省エネ設備の高品質な発展に向けた実施計画(2026—2028年)」を共同策定した。省エネモーターや変圧器、産業用ヒートポンプ、水電解式水素製造装置など、エネルギー消費の大きい設備の性能向上と普及を促し、低炭素化を進めることで、産業の省エネ・脱炭素化を加速し、エネルギー安全保障と産業競争力の強化を図ることを目的とする。
1.背景と意義
省エネと脱炭素は国家戦略として重要であり、省エネ設備はカーボンニュートラルの実現に不可欠である。モーターや変圧器、ヒートポンプなどの産業は国際的にも高い競争力を持つ一方、既存設備の効率不足や重要部材の国産化の遅れ、設備や負荷の最適化の不足、デジタル化の遅れなど課題も残る。こうした状況を踏まえ、供給・需要の両面から設備高度化を進める必要がある。
2.実施計画の策定プロセス
2025年以降、省エネモーター、変圧器、産業用ヒートポンプ、水電解装置、情報通信機器などを対象に、上海や東北地域、山東、江蘇などで現地調査を行い、企業・地方政府・研究機関との意見交換を重ねた。産業の現状や課題を整理し、関係省庁、地方政府、業界団体、中央企業から幅広く意見を募り、必要な審査・評価を経て最終案を確定した。
3.実施計画の主要内容
計画は、省エネモーター、変圧器、産業用ヒートポンプ、産業用冷却・加熱設備、水電解式水素製造装置、情報通信機器の6分野を対象に、スマート化・グリーン化・高度化を軸として六つの施策を示し、2028年までに主要部材の技術的突破と設備効率の向上を図り、国際水準の省エネ性能を実現することを目標としている。高効率製品の開発・普及、ライフサイクル全体での低炭素化、設備と利用現場の最適化、AIを活用したデジタル化、標準体系の整備などを通じ、産業全体の省エネ性能を底上げする。
4.今後の取り組み
工業・情報化部は関係省庁と連携し、企業の設備更新を後押しするため、補助制度や税制優遇などを組み合わせて支援を行い、関連標準の改定やカーボンフットプリント算定ルールの整備を進める。また、大学・研究機関・業界団体との連携を深め、製品普及や需給マッチングを促進し、ユーザー評価制度の導入も検討することで、優れた製品が適正に選ばれる市場環境を整える。
記事原文:《节能装备高质量发展实施方案(2026—2028年)》解读
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2026/art_271dd379de6a4f78a4dca638958ea86d.html
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①《节能装备高质量发展实施方案(2026—2028年)》
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②一图读懂《节能装备高质量发展实施方案(2026—2028年)》
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcjd/art/2026/art_5ae519ee3727402b9be56e715f082e8f.html
